転職

転職において「カルチャー不一致」という致命的なミスを起こさない方法

今、転職活動で面接中など具体的に動いている方にお伝えしたいのが、カルチャーフィットはとても大切ということです。

 

転職先を検討するときに

  • 業務内容
  • 給料
  • 働き方

などを中心に判断する人がほとんどかと思いますが、是非カルチャーがフィットするかは重視しておいた方がいいです。

 

例えば、私が転職した先では業務内容や給料、働き方は問題ないのですが、カルチャーが致命的に違い過ぎて適応障害寸前までいきました(病院に行ったら間違いなくそう診断されたでしょう)

 

それは、人間関係ともまた違うものです。

 

私が今働いてる企業では

  • 業務フロアでは雑談禁止
  • 基本電話禁止(メール、チャットのみ)
  • 少し話かけるのにわざわざ会議招集する
  • 自ら人に教えることはない(わからないことは全部自分から)
  • 決定権はすべて社長にあるが、話かけてはいけない

一例ですが、このような企業カルチャーがあります。

 

このようなカルチャーがあることで、フロアは静まり返り、キーボードの音だけが響き渡る異常な空間です。

電話することすら躊躇するくらい静かで、心が休まる時間がありません。

 

さらに個人主義が強いことから、キャリア入社の人はこの静まり返ったフロアで気軽に話しかけることもできず一人放置され、右も左もわからない中で事故り続ける毎日を過ごすのです。

 

役員とも決定的な距離感があり、決定してくれないのに話かられず、プロジェクトが延期、中止してしまうことも日常茶飯事。

 

そのため、入社後すぐ辞めてしまう人や、このカルチャーに耐えきれなくなって見切る中堅が多数です。

 

あくまでも一例ですが、こういうことが企業カルチャーとの不一致となります。

 

私の前職はこのカルチャーとは真逆で、業務フロアでは良い意味での雑談が多く、上司や同僚とも距離感近く仕事をし、助け合う文化の環境にいました。

 

だから、この今のカルチャーには衝撃を覚え、1年経った今でも違和感満載です。

 

でも、こういうカルチャー的なことって中々求人情報では分かりませんし、口コミでも温度感までは把握しきれないものです。

 

だからこそ、もし入社を迷っている会社があるのなら、絶対にしておいた方がよいことをお伝えします。

 

①現役社員と会う

②直属の上司と会う

 

これです。

 

まず、その会社で働いる人をたどって、できれば選考中の人事とは別ルートで接点を持ってお茶するか飲みに行ってリアルな話を聞きましょう。

その人がその会社でよく思っていること、悪く思っていることを本音で聞き出すのです。

 

そしてさらに理想は配属後の上司と会うことです。

面接時にわかっていれば、それも最低限ですが、できればカジュアルな場で話してみて人となりを知ることが大切だと思います。

 

特に中堅以上で転職する人は、最初の上司はとても大事です。

即戦力として採用されている人なら直属の上司と感覚が合わなければ致命的です。

 

私は①も②もせずに、表向きの情報だけで入社を決めてしまい、カルチャー不一致、上司不一致のダブルパンチで心を痛めてしまいました。

 

だから、どんな手を使ってでも人と合ってリアルな声を聞きましょう。

それがカルチャー不一致という致命的な失敗を発生させない唯一の予防法なのです。

  • この記事を書いた人

piko

40代サラリーマン。嫁と娘がいるごくごく普通の家庭。 40代での転職がうまくいかなったことがきっかけで人生を迷走中。 自分らしく働くってどういうことだろう?自分と家族の幸せを考えると脱サラした方がいいのでは?悩みは尽きない、、、

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